基本の防災セットは5つのカテゴリで自作する!

防災セットの中身は5つのカテゴリに分けられる

防災セットを自作するといっても、一体何をどれくらい入れればよいのでしょうか。

市販の防災セットを参考に揃えてもいいのですが、せっかくの自作セットですから、自分専用のオリジナル防災セットにしたいところ。

かといって、あれも必要、これも便利、と思ってあれこれ詰め込むと、今度は重すぎていざというときに背負って移動できない、ということにもなりかねません。

とはいえ、このくらいでいいだろう、となんとなく揃えていると、いざというときに必要なものが入っていなくて青ざめる事態になるかも。

防災セットの中身は、無駄も不足もないように、しっかりと考える必要があります。

そこでおすすめしたいのが、カテゴリ別のリスト作り。

防災セットの中身をカテゴリ別に揃えていくのです。

防災アイテムのカテゴリは、大きく5つに分けることができます。

その5つとは以下の通り。

1.食料品関連
2.衛生・医療用品
3.道具類
4.防寒用・衣類
5.その他

それではカテゴリごとの防災アイテムを具体的にみていきましょう。



カテゴリ別防災アイテムの揃え方

1.食料品関連

欠かせないのは飲料水です。

一日に必要な水の量は、生活用水を含め1人3リットルと言われます。

しかし、水は重いので、とりあえず避難所に行き着くまでの間しのげる分を最低量と考え、あとは背負える重量内に収まるように用意しましょう。

非常食は加熱せずに食べられるクラッカーや乾パンなど。

どうしてもご飯でないと喉を通らないひとはアルファ米など、好みや年齢に合わせて調整します。

容器も必要です。

紙やプラスチックの皿やコップ、割り箸など。

サランラップを敷いて使えばその都度洗う必要がありません。

また、キャラメルやチョコレートなどの嗜好品も、ストレスをやわらげるのに役立ちます。

2.衛生・医療用品

衛生に関するものはウェットティッシュ、タオル、マスク

口腔内の衛生も重要ですから、歯ブラシセットもあるといいかもしれませんが、避難生活では水は貴重ですから、歯磨きウェットや液体の歯磨きが便利です。

あとはシャワーナップ、水不要のシャンプーなど。

そして携帯トイレトイレットペーパー

自宅にも避難所にもトイレはありますが、もし移動中に必要になったら、と思うと欠かせないアイテムです。

トイレットペーパーは水に流せるティッシュでも代用できますし、あらかじめ芯のないものを用意してもよいでしょう。

医療用品は、ガーゼ、包帯、ばんそうこう、はさみ、ピンセット、常備薬など。

救急箱と基本的に同じ中身ですが、なるべく軽くすることがポイントです。

3.道具類

欠かせないのはライト、ラジオ、予備の乾電池です。

ライトはランタン式の、置いて使えるタイプのものもあると便利です。

あとは携帯やスマホの充電器

手動のもの、電池式のものなどがあります。

ガムテープ、ポリ袋、万能ナイフ、ひも、軍手、ホイッスル、筆記用具などもあったほうがいいでしょう。

ヘルメットもあると安心です。折りたたみ式のものもあります。

4.防寒用・衣類

地域によっても違いますが、アルミブランケット、使い捨てカイロ、レインコートは最低限入れておきたいもの。

レジャーシート、できればエアータイプのマットも便利です。

床面からの寒さや硬さを軽減できます。

靴やスリッパも必要です。

避難所は外履きのまま入れるとは限りませんから、上履きのようなものがよいと思います。

衣類はかさばりますが、余裕があるなら一式入れておきたいところです。

下着は旅行用にコンパクトにパッケージされたものが100均で手に入ります。

5.その他


貴重品個人的に必要なものです。

貴重品は、健康保険証、免許証、貯金通帳、年金手帳などのコピー家族の写真とともに、ジッパー付きのビニール袋に入れて濡れないようにしておきます。

個人的に必要なものは、ひとりひとり異なります

赤ちゃんがいる人はミルクやオムツ。
持病がある人はその薬とお薬手帳。
小さなお子さんがいれば、トランプやぬいぐるみなど音の出ないおもちゃ。
なかなか眠れない人はアイマスクや耳栓など。

いかがですか?

こうしてカテゴリ別に考えていけば、効率的に中身を揃えていくことができますね。

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